RAW画像
RAWともある通り、生の加工されていない画像データのことを指します
一般的な画像ファイルフォーマットにはJPEGなどがあります
では、このJPEGフォーマットの画像と何が違うのでしょうか?
RAWフォーマットの画像は冒頭にも述べた通り、加工されていない生の画像データのことです
これはカメラに搭載されているイメージセンサーと呼ばれる機器が感知した情報をそのまま画像データにしたものになります
このRAWフォーマット画像にはRGBそれぞれ12bitずつ情報を保持しており、687億1947万6736色の表現が可能です
JPEG画像
これに対して、JPEGフォーマット画像はRAWフォーマット画像に記録されている色の情報を削って保管します
このJPEGフォーマット画像にはRGBそれぞれ8bitずつ記録が可能で、1677万7216色の表現ができます
よって、RAWフォーマット画像より、JPEGフォーマット画像の方がファイルのサイズは抑えられます
しかし、このJPEGフォーマット画像では色の情報を削除してしまっているため、後から加工しようとすると使える色が少ないため再現できる程度はRAWフォーマット画像に比べて圧倒的に劣っていることがわかります
これらのことからRAWフォーマット画像で加工を行う方が幅広い表現が可能であることがおわかりいただけたでしょうか?
まとめ
RAWフォーマット画像
生の未加工画像データのことを指す
メリット
感知した情報そのままを加工できるためより多くの加工が可能になる
デメリット
より多くの色情報をもつためファイルサイズが大きい
JPEGフォーマット画像
圧縮された画像データを指す
メリット
色情報を間引いているためファイルサイズが大きくなりにくい
デメリット
持っている情報が少ないため加工に向かない